テレノイドケア

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認知症状とテレノイド

特に認知症状が重度化傾向にあり、周囲との交流が激減してしまった方や自閉症の方で周囲との会話が難しい方などがテレノイドに強い興味を持ち(本物の子供だと感じる方が多いです)、語りかける、一緒に歌を歌う、あやす、などの様子が見られることから、特養やグループホームでの利用が始まっています。

導入第1号は宮城県

「石黒浩教授の介護施設での実証研究に協力させて欲しい。ぜひ宮城で!」というメッセージを宮城県庁よりいただき、2016年9月に県内5カ所の施設でテレノイドのデモを実施いたしました。その際、社会福祉法人みずほ様が運営される特別養護老人ホームうらやす様への導入が決まりました。

村井県知事×石黒教授

入門研修、導入研修を実施させていただき、2017年2月には村井県知事、石黒教授出席のウエルカムセレモニーも行われました。テレノイドのある暮らしが手に入る施設の第1号である特養うらやす様には国内外、業界内外の視察が相次いでいます。

そして大阪、兵庫へ

その評判は石黒教授の拠点である関西の地へと届き、大阪の社会福祉法人隆生福祉会様に関西初となる導入が決まりました。「震災によって高齢化の課題を前倒しで経験することになる宮城県だからこそ、先進的な取り組みによる課題解決モデルを示すことで全国、全世界からの支援に対する返礼としたい」という熱い想いが現実のものとなりました。

2017.10.2日経新聞関西版記事

効果検証

2017年4月より、特養での導入効果や人材研修の効果について宮城大学老年看護学教室で共同研究が進められています。入居者の反応についてビデオ分析等を行ったり、介護職員にインタビュー調査やアンケート調査を行い分析することできめ細かく検証しています。

家族視点、患者視点の設計

15年の認知症家族介護経験者でもある一般社団法人ダイアローグ・メソッド・アソシエーション代表理事宮崎詩子氏によって設計された「テレノイドケア」によって「テレノイド」が医療や介護の領域で実用化されることになりました。

2017年5月より株式会社テレノイド計画代表取締役に就任、初代研修講師として全国各地の介護施設でテレノイドケアの魅力と可能性を伝えています。

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テレノイドケアの目的

テレノイドケアの実践によって、介護される人の心を理解するプロが育ち、介護される人の心が守られるケアが当たり前になる社会の実現を目指しています。

「テレノイドというロボットがあれば介護される人は幸せになる」ほど介護は単純なものではありません。介護とは介護される人、介護する人が共に命を守り合い、お互いの幸福な暮らしの実現のために協力し合う挑戦の積み重ねです。

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目に見えない「心」を察して、具体的なサポートに結び付けていく観察力、行動力こそ重要です。テレノイドケアはそうした対人支援のマネージメント力を養うことを目的にしたプログラムなのです。

家族にとって、信頼できる施設の条件の要はそうした能力の高いスタッフが多くいることではないでしょうか。
介護に携わるスタッフの育成こそが「幸せな介護」の根本です。テレノイドケアはその実現に貢献するために誕生しました。